インプラント治療に伴うリスクと対処法とは?|祐天寺の歯医者|祐天寺歯科

診療日変更のお知らせ(2024年5月21日より)

  • 東横線「祐天寺」駅4分
  • 〒153-0053 東京都目黒区五本木2-15-4
  • 03-5725-1880
  • 祐天寺歯科ネット予約

インプラント治療に伴うリスクと対処法とは?

投稿日:2023年12月26日

カテゴリ:祐天寺歯科スタッフブログ

インプラント治療に伴うリスクと対処法について

インプラント治療に伴うリスクと対処法

祐天寺駅すぐの歯医者「祐天寺歯科」の歯科衛生士です。

インプラント治療は外科処置が必要になるため、不安に感じている方も多いと思います。治療後に後悔しないためには、どのようなメリットがあるのかや治療に伴うリスク等もきちんと理解した上で選択することが重要です。

今回のブログでは、インプラント治療に伴うリスクやトラブル、またそれらの対処法について解説したいと思います。インプラント治療に伴う主なリスクやトラブルについては下記の通りです。

手術部位の痛みや腫れ

インプラントを埋入する手術の際は事前に局所麻酔を行うため、術中に痛みを感じることはほとんどありません。手術後、麻酔の効果が切れ始めると少しずつ痛みを感じるようになります。また、手術の際は歯茎を切開して顎骨を削るため、手術部位が一時的に腫れることがあります。

対処法について

インプラント手術を受けた際は鎮痛剤や抗生物質が処方されます。痛みが強くなった場合は、鎮痛剤を服用しましょう。また、手術部位の腫れについては時間の経過とともに治まってきますので、細菌の感染を防止するために処方された抗生物質を服用し、口腔内を清潔に保ちましょう。

手術部位からの出血(内出血)

インプラント手術の際は歯茎を切開するため、術後に多少の出血が生じる場合があります。上顎の奥歯の場合は、鼻に近いため、稀に鼻から出血することもあります。また、内出血によって一時的に歯茎が変色したり、あざのようになることがあります。

対処法

インプラントを埋入した部分は歯茎を縫合しますが、指や舌などで頻繁に触ると、傷口が開いて出血がひどくなる可能性があるため、できるだけ触れないように心がけましょう。また、長時間の入浴やアルコールの摂取、激しい運動などは血行が良くなり、出血がひどくなるため、控えましょう。

インプラント周囲炎

インプラントは人工物ですが、お口の中が不衛生になると、細菌が繁殖してインプラント周囲炎(インプラントの歯周病)になる可能性が高くなります。インプラント周囲炎になると、周辺の歯茎や骨が溶かされて、最終的にインプラントが抜け落ちてしまいます。

対処法

インプラント手術後はインプラント周囲炎を予防するため、日々のケアに加え、定期的に歯科医院でメンテナンスを受け、口腔内を清潔に保ちましょう。少しでも違和感を感じた場合は検査を受け、必要な処置を受けましょう。

インプラント体の破損・脱離

天然歯には歯根の周囲に歯根膜という組織があり、噛む力がそのまま歯周組織に伝わらないよう、クッションの役割をしています。インプラントは人工物ですので、歯根膜がなく、噛む力が直接歯周組織に伝わってしまうため、歯ぎしりや食いしばりのように強い力が継続的にかかってしまうと、歯茎や顎骨がダメージを受けて退縮したり、インプラント周囲炎の症状が悪化してインプラントが抜け落ちてしまう可能性があります。また、インプラント自体にも大きな負担がかかるため、インプラントが破損したり、脱離したりすることがあります。

対処法

事前の検査にて食いしばりや歯ぎしりの癖が確認できた場合は、症状の度合いによってインプラント以外の治療法をご提案いたします。インプラントが可能となった場合は、定期的に咬み合わせをチェックしたり、睡眠時に着用するマウスピースを作成し、できるだけインプラントに負担がかからないように努めます。

人工歯の破損等

口腔内環境は加齢や日々の習慣によって少しずつ変化します。経年によって咬み合わせ等が変化した場合は、人工歯に部分的に強い力がかかり、破損したり、脱離したりする可能性があります。

対処法

インプラント手術後は定期的に通院いただき、インプラントの状態や咬み合わせを確認し、必要に応じて咬み合わせを調整いたします。人工歯が破損したり、脱離した場合は状態を確認して再装着や再制作いたします。歯ぎしりや食いしばりの癖がある方や咬み合わせが強い方は、睡眠時に着用するマウスピースの作成をご提案いたします。

祐天寺でインプラントをご希望の際は祐天寺歯科までお気軽にご相談ください。

インプラントページへ>>

トップへ戻る