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ドライマウス(口腔乾燥症)が及ぼす悪影響とは?

投稿日:2024年2月15日

カテゴリ:祐天寺歯科スタッフブログ

ドライマウス(口腔乾燥症)が及ぼす悪影響について

ドライマウス(口腔乾燥症)が及ぼす悪影響について

祐天寺駅すぐの歯医者「祐天寺歯科」の歯科衛生士です。

ドライマウス(口腔乾燥症)とは唾液の分泌量が減少し、お口の中が乾燥する症状です。ドライマウスが起こる原因は様々あり、ストレスや筋力の低下をはじめ、糖尿病や腎不全などの病気、お薬の副作用などで起こることもあります。

また、ドライマウス(口腔乾燥症)はお口の中が乾燥するだけでなく、その他にも様々な悪影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。

今回のブログでは、ドライマウス(口腔乾燥症)が及ぼす悪影響についてお話したいと思います。

口臭の発生

ドライマウスでお口の中が乾燥すると、唾液の分泌量が低下して自浄作用や殺菌効果が低下するため、口臭の原因となる嫌気性菌が繁殖します。繁殖した嫌気性菌が沢山の揮発性硫黄化合物を発生させることによって、口臭がきつくなってしまいます。

舌の痛み(舌痛症)

お口の中の乾燥が原因で舌や唇に痛みを感じる場合があります。舌の痛み(舌痛症)によって、きちんと物を噛むことができなくなったり、飲み込めなくなったりなど、食事に支障をきたす可能性があります。

虫歯・歯周病リスクが高くなる

ドライマウスによって唾液の分泌量が低下すると、唾液の自浄作用・殺菌効果が低下し、お口の中に食べかすが蓄積して細菌が繁殖しやすくなるため、虫歯や歯周病リスクが高くなります。

口内炎ができやすくなる

ドライマウスによってお口の中に潤いがなくなると、唾液による粘膜の保護作用なども低下します。舌や歯肉が傷つきやすくなるため、口内炎が生じやすくなります。

味覚障害

ドライマウスで舌が乾燥すると、舌の表面の味を感じる細胞である味蕾(みらい)がきちんと働かなくなるため、味覚障害を引き起こす可能性があります。味覚障害になると味を感じにくくなり、普段よりも味付けが濃くなるため、塩分過多によって高血圧になるリスクが高くなります。

摂食嚥下障害

ドライマウスになると、お口の中が乾燥するため、ものを飲み込むことが困難となる摂食嚥下障害を引き起こす可能性があります。摂食嚥下障害になると、食事が満足にできなくなるため、栄養バランスが乱れてしまいます。また、高齢者については食べ物が気管に入り込むことによって誤嚥性肺炎を引き起こしやすくなるため、注意が必要です。

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