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歯のコラム

金属アレルギーでも大丈夫?インプラント治療を受けるときの注意点


金属アレルギーでもインプラント治療は受けられるのか考える女性

こんにちは。目黒区五本木、東急東横線「祐天寺駅」より徒歩4分にある歯医者「ただなわデンタルクリニック祐天寺歯科」です。

インプラント治療は、失った歯を補う方法として多くの人に選ばれている治療法です。ですが「金属アレルギーがあるけれど大丈夫?」と不安を感じる方も少なくありません。

この記事では、金属アレルギーの方がインプラント治療を受けられるのかどうかについて、詳しく解説していきます。インプラント治療を検討している方や、金属アレルギーが不安な方は、ぜひ参考にしてください。

金属アレルギーとは

金属アレルギーの症状が出た様子

金属アレルギーとは、体が金属に対してアレルギー反応を起こす状態を指します。金属が含まれた製品と皮膚が接触した状態で汗をかいたり水に濡れたりすると金属が微量に溶け出し、イオン化した金属が体内のタンパク質と結びついてアレルゲン(アレルギーの原因)になります。

このとき、体の免疫システムが金属成分を異物と認識し、IgE抗体という抗体をつくることで金属アレルギーの症状が現れるようになります。なお、金属に触れてすぐにアレルギー症状が出る方もいれば、時間が経過してから症状が現れる方もいます。

金属アレルギーの主な症状

アレルギー反応が起こると、皮膚に赤みやかゆみ、湿疹などの症状が現れることが一般的です。主な症状としては、以下が挙げられます。

  • かゆみ
  • 発赤
  • 皮膚のがさつき
  • 水ぶくれ
  • 皮膚の炎症
  • 湿疹
  • 口内炎
  • 舌の腫れ

重症化すると、頭痛や倦怠感、関節痛などが現れるケースもあります。

金属アレルギーを引き起こしやすい金属

金属アレルギーの原因となる金属には、ニッケル、クロム、コバルト、金、白金、銅、銀などがあります。日常生活のなかでも身近な金属であるため、知らず知らずのうちに接触していることも少なくありません。

例えば、ジーンズのファスナーやアクセサリーなどから金属イオンが溶出し、体内に取り込まれることでアレルギー反応を引き起こす可能性があるのです。

歯科においては、虫歯治療後などの詰め物・被せ物に用いられる銀歯が金属アレルギーを引き起こす可能性があります。保険診療で使用できるため安価で、金属なので耐久性もあることから広く使用されてきました。

銀歯は金銀パラジウム合金(金、銀、パラジウム、銅などを含む合金)でできており、銀歯を入れたときは問題がなくても、長く使用しているうちに金属アレルギーを発症する方もいます。

また、銀歯が原因で金属アレルギーを発症しても、症状が口内に限定されないこともあります。手足のかゆみや湿疹の原因が、口内の銀歯であるというケースも存在するのです。

金属アレルギーでもインプラント治療は受けられる?

金属アレルギーでもインプラント治療は受けられるか疑問を持つイメージ

結論からいうと、金属アレルギーがあっても、インプラント治療は可能なケースが多いです。

ただし、使用するインプラント体の素材に注意が必要です。一般的なインプラント体はチタンが主流で、金属アレルギーのリスクが低い素材として知られています。しかし、全ての方がチタンにアレルギー症状が出ないとは限りません。

また、インプラント体が100%チタンでできていないこともあるため注意しましょう。数%別の金属が混ざっていることもあり、この場合は含まれている金属にアレルギー反応が起こらないか確認しておく必要があるでしょう。

そのため、アレルギーの有無に不安のある方は、事前にパッチテストなどの検査を受け、アレルギーの有無を確認することが重要です。

現在では、ジルコニアなどのアレルギー反応を起こしにくい素材もインプラント体として用いられています。歯科医師と十分に相談し、自分の体質に合った素材を選ぶことが大切です。

インプラント治療を受けるときに金属アレルギーがある場合の注意点

金属アレルギーがある場合の注意点のイメージ

もし金属アレルギーの既往があれば、以下の点に注意しましょう。

パッチテストを受ける

パッチテストとは、皮膚に金属を貼り付け、一定の時間が経過した後に反応がないか調べる検査です。いくつかの金属を背中や腕などの皮膚に貼って、どの金属にどの程度の反応を示すのかを調べます。

パッチテストを行うことで金属アレルギーの有無や重症度がわかれば、適切な素材でインプラント治療を進められます。

チタン・ジルコニア製の人工歯根を選択する

上述したとおり、チタンは金属アレルギーの症状が出にくい素材です。このため、100%チタンで作られた人工歯根(インプラント体)を選択すると良いでしょう。

人工歯根(インプラント体)は、顎の骨に埋め込んで人工歯を支える部分です。体内に埋め込むものなので、安全性の高い素材を使用する必要があります。

ただし、チタンにアレルギー反応を示す方も稀に存在します。そのような場合は、人工ダイヤモンドと呼ばれるほどの硬度を持つジルコニア製の人工歯根を検討すると良いでしょう。

治療後の経過観察を怠らない

治療後も、定期的に医療機関でのチェックを受けることが重要です。金属アレルギーがある場合、治療が完了しても症状が出る可能性があるため、経過観察を怠らないようにしましょう。

インプラントを長く保つ上でも、定期検診は欠かせません。3ヶ月〜6ヶ月に一度を目安に、歯科医師の指示に従って受診するようにしましょう。

金属アレルギーの方でも使用できるインプラントの素材

金属アレルギーでも治療可能なインプラント

金属アレルギーの方がインプラント治療を受ける場合は、患者さまの金属アレルギーの有無に合わせて使用する素材を選択します。ここでは、アレルギーへの配慮がなされたインプラントの主な素材について詳しく解説します。

チタン

チタンは、医療界で広く使用されている生体適合性の高い金属の一種です。人工骨やペースメーカーなど、さまざまな医療機器に利用されています。生体親和性が非常に高く、金属アレルギーのリスクは極めて低いとされています。

ただし、アレルギー反応がまったくないとは限りません。ごく一部の症例でチタンアレルギーが報告されており、不安な方はチタンアレルギーの有無を確認する必要があります。

歯科治療のインプラントにおいても、チタン製の人工歯根が主流となっています。基本的にはアレルギーが出にくい素材なので問題なく使用できる方が多いです。

ジルコニア

ジルコニアは、セラミックの一種であるジルコニアを使用した人工歯根です。金属ではないため、アレルギーがある方でも使用できます。ただし、チタン製の人工歯根とは異なり、強い力がかかると割れるリスクがあります。歯ぎしりや食いしばりがある方は注意しなければなりません。

また、ジルコニアはご自身の歯と並んでも自然な見た目を再現できるため、人工歯に使用することも多いです。

オールセラミック

オールセラミックは、文字通りセラミックのみで作られた素材です。金属を一切使用していないため、金属アレルギーのある方でも安心して使用できます。

割れるリスクがあるため人工歯根に使用することは基本的にありませんが、美しい見た目から人工歯として使用されることが多いです。

e-max

e-maxは、セラミックの一種で審美性に優れた素材です。オールセラミックと同様、人工歯根ではなく人工歯に使用されることが一般的です。

まとめ

セラミック治療をした笑顔の女性

金属アレルギーをお持ちの方でも、適切な素材を選ぶことでインプラント治療は可能です。金属アレルギーのリスクがある患者さまは、事前にパッチテストなどのアレルギー検査を行ったり、金属アレルギーの出にくい素材を選んだりすれば、安全に治療を受けられるでしょう。

インプラント治療を受けたいと考えている方は、歯科医師とも相談しながら慎重に検討しましょう。

金属アレルギーでインプラント治療を検討されている方は、目黒区五本木、東急東横線「祐天寺駅」より徒歩4分にある歯医者「ただなわデンタルクリニック祐天寺歯科」にお気軽にご相談ください。

当院では、皆様と真の信頼関係を築くために、初診のカウンセリングから精密な治療、治療後の予防・クリーニングに至るまで、すべての時間を歯科医師が一貫して担当しています。虫歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療やインプラント治療などにも力を入れています。

治療メニュー一覧はこちらも受け付けておりますので、ぜひ参考にしてください。

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