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歯のコラム

インプラントとは?メリットや費用、治療期間も解説!


インプラントの治療を受ける女性

こんにちは。目黒区五本木、東急東横線「祐天寺駅」より徒歩4分にある歯医者「ただなわデンタルクリニック祐天寺歯科」です。

「インプラントとはどんな治療なのか」と疑問を持っている方は多いでしょう。インプラントは、失った歯を補うための治療法のひとつで、天然歯に近い見た目や噛み心地を実現できることから近年注目を集めています。

今回は、インプラントの基本から特徴、治療費や治療期間まで、これから治療を受けるか判断するうえで知っておきたい情報を解説していきます。自分に合った治療法を選ぶために、ぜひ参考にしてください。

インプラントとは

インプラント治療のイメージ

インプラント治療とは、歯を失った箇所に人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法のことです。

残っている歯を支えにして、部分入れ歯や固定式のブリッジにすることも可能ですが、入れ歯では噛む力が低下することもあります。ブリッジ治療では、失った歯の両隣の健康な歯を削る必要があるため、インプラントを検討する方も増加しています。

インプラントのメリット

インプラントのメリットを説明するイメージ

インプラント治療には多くのメリットがあります。ここでは、インプラントのメリットについて、詳しく解説します。

見た目が自然で審美性が高い

インプラントの上部構造には、セラミックなどの審美性の高い素材を使用することが可能です。周囲の歯と色味や形を細かく合わせることができるため、どの部分の歯を補っているかわからないほど、自然な仕上がりになります。

入れ歯やブリッジでは人工物が目立つこともありますが、インプラントではより天然歯に近い見た目を実現できます。

噛む力をしっかりと維持できる

インプラントのメリットとして、天然歯とほとんど変わらない噛む力を維持できることも挙げられます。入れ歯の場合、噛む力が弱くなり、硬いものや繊維質の多い食材を避けなければならないことがあります。

しかし、インプラントは骨に直接固定されているため、自分の歯と同じ感覚で食事を楽しめます。特に、肉や硬い野菜、ナッツ類などをストレスなく噛めるのは大きなメリットといえるでしょう。

健康な歯に影響を与えない

インプラント治療では失った歯のみを単独で再現するため、ほかの歯に影響を与えません。入れ歯の場合、隣接する歯にバネをかけて固定します。ブリッジでは、両隣の歯を土台とするために削らなければなりません。

インプラントは1本の歯として独立して治療できるので、ほかの健康な歯を守ることができます。

インプラントのデメリット

インプラントのデメリットイメージ

インプラント治療は、見た目や噛む力の回復など、多くのメリットがありますが、すべての人にとって理想的な選択とは限りません。ここでは、インプラント治療を受ける前に知っておきたい主なデメリットや注意点について詳しく解説します。

外科手術が必要なため身体への負担が大きい

インプラント治療では、顎の骨にインプラント体を埋入するための外科手術が行われます。手術の際は局所麻酔を使用するため術中に痛みが出ることはありませんが、麻酔が切れてくると、痛みや腫れ、出血といった症状が生じる可能性があります。

また、全身の健康状態によってはインプラント治療を受けられないこともあるため、持病がある方や高齢の方は事前に医師との十分な相談が必要です。

費用が高額になりやすい

保険が適用されないため、治療にかかる費用はすべて実費となり、1本あたり30万円から40万円程度が目安になります。

ただし、費用は医院によって異なるため事前に確認することが大切です。また、術後の定期検診やメンテナンス費用も含めて総合的に考える必要があります。

メンテナンスを怠ると脱落するリスクがある

インプラントの寿命は10年〜15年程度とされており、中には20年以上使用している方もいらっしゃいます。

しかし、ケアを怠ると寿命よりも前に脱落する可能性があります。インプラントは天然歯とは異なり免疫機能がないため、周囲に細菌感染が起きてインプラント周囲炎を発症すると、インプラントがぐらつき始め、最終的には脱落するリスクが高まります。

インプラント周囲炎を予防するためには、自宅でのケアに加え、定期的にメンテナンスを受けることが欠かせません。

インプラントの費用

インプラントの費用を計算する歯科医師

インプラントによる治療は、保険が適用されない自費診療となります。そのため、歯科医院によって費用は大きく異なります。また、独自の保証制度などを設けているクリニックもありますので、比較検討をすることが重要です。

インプラント治療にかかる費用は、歯の本数や治療の難易度によって異なりますが、基本的には1本あたり30万円から50万円が目安になります。この中に含まれる費用も歯科医院によって異なる場合があり、例えば、手術前に必要になる検査の費用が別途発生するケースもあります。

最終的にどのくらいの費用がかかるのか、しっかり歯科医師に確認しておきましょう。

インプラントの治療期間

インプラントの治療期間をイメージするカレンダー

インプラント治療にかかる期間の目安は、3ヶ月から6ヶ月程度とされています。顎の骨の状態などによっては、1年ほどかかるケースもあるでしょう。

治療の流れ

まずは、初診・カウンセリングを行います。患者さまの口腔内の状態を確認し、インプラント治療を行えるかを判断します。インプラント治療を行う場合は、レントゲン検査やCT撮影などを実施して、口内の状態を詳しく調べていきます。

検査結果をもとに治療計画を立て、インプラントの埋入位置や角度などを決定していきます。そのほか、必要に応じて骨造成などの処置を行います。

次に、治療計画に基づいてインプラントを埋入する手術を行います。手術自体は1日で終了するので、日帰りで行うことが多いです。埋入したあとは、インプラント体が骨と結合するまでの治癒期間を設けます。骨密度や量にもよりますが、この期間は通常3ヶ月から6ヶ月程度必要になります。

骨との結合が確認できたら、次はアバットメントの装着を行います。アバットメントとは、インプラント体と人工歯をつなぐパーツです。アバットメントを装着する際は歯茎を切開することが多いので、1〜2週間ほど待ってある程度治癒が進んでから、次の工程に移るのが一般的です。

歯茎の状態が落ち着いたら、型取りをして最終的な人工歯を作成します。完成した人工歯を装着したら、インプラント治療は完了です。

また、治療後は3〜6ヶ月に一度の頻度で定期的に歯科医院でメンテナンスを受ける必要があります。歯科医師の指示に従って受診するようにしましょう。

治療期間に影響を与える要因

インプラント治療には、3ヶ月から6ヶ月程度、場合によっては1年ほどかかるとお伝えしてきました。「治療期間に幅があるのはどうして?」と思った方もいるのではないでしょうか。

インプラントの治療期間に影響を与える要因としては、生活習慣や持病、顎の骨の状態などが挙げられます。

例えば、喫煙習慣のある方は骨の治癒が遅れる可能性があり、ストレスを感じやすい方は傷の治りが悪くなる傾向にあります。このため、人工歯根と顎の骨の結合がスムーズに進まず、治療期間が伸びる傾向があります。喫煙はインプラント治療の成功率・維持率に影響を及ぼすため、禁煙するよう指示するのが一般的です。

また、糖尿病などの持病がある方は歯周病やインプラント周囲炎を発症しやすいため、慎重に経過を観察する必要があります。顎の骨の量や密度が足りない場合は、骨造成という骨を増やす処置が必要になり、治療期間が伸びる可能性が高いです。

まとめ

インプラント治療のイメージ

インプラントとは、失った歯を補うために顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。見た目が自然で噛む力をしっかりと維持できるなど多くのメリットがあります。

しかし、外科手術が必要なため身体への負担が大きく、費用が高額になりやすい点もデメリットといえます。また、メンテナンスを怠ると脱落するリスクがあることも理解しておく必要があります。

治療期間は3ヶ月から6ヶ月程度が目安で、長ければ1年程度かかることがあります。これは、人工歯根が顎の骨と結合するまでの治癒期間が必要なためです。

インプラント治療を検討されている方は、目黒区五本木、東急東横線「祐天寺駅」より徒歩4分にある歯医者「ただなわデンタルクリニック祐天寺歯科」にお気軽にご相談ください。

当院では、皆様と真の信頼関係を築くために、初診のカウンセリングから精密な治療、治療後の予防・クリーニングに至るまで、すべての時間を歯科医師が一貫して担当しています。虫歯・歯周病治療だけでなく、矯正治療やインプラント治療などにも力を入れています。

治療メニュー一覧はこちらご予約も受け付けておりますので、ぜひ参考にしてください。

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