破折したインプラントを取り除いて再治療した症例
破折したインプラントを取り除いて再治療した症例
こちらの患者さまは、他院で治療したインプラントが緩んでいる気がするとのことで来院されました。噛むと少し痛みもあるとのことでした。
CT検査の結果、インプラントのフィクスチャーが破折していることがわかったため、オペにて破折したフィクスチャーを除去し、インプラントの再オペを行うことになりました。
破折したインプラントの撤去・新しいインプラントの埋入
フィクスチャー除去後に骨の状態を確認したところ、インプラント周囲炎が少しあり、骨吸収も見られたため、フィクスチャー除去、即時インプラントの再埋入と同時に骨造成も1度のオペで行いました。
上部構造の装着・治療完了
治癒期間を経て、新しいインプラントと骨が結合したことを確認後、新たに作製したジルコニアクラウンを装着して治療完了となりました。術後は奥歯でかたいものもしっかりと噛むことができるようになり、大変満足いただけました。
年齢・性別 | 40代 男性 |
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治療期間 | 4ヵ月 |
治療回数 | 6回 |
治療費(税込) | インプラント撤去 66,000円 インプラント治療 407,000円(上部構造ジルコニアクラウン含む) 骨造成 132,000円 |
想定されるリスク | ・経年的に歯茎が下がる事があります ・定期的にメンテナンスを行わず清掃不良の場合、インプラント周囲炎になり脱離する事があります ・骨としっかり結合せず、再オペが必要になる事があります ・糖尿病など、全身状態によっては治療が難しくなります ・骨の量によっては行う事が出来ない可能性があります |