歯根破折した歯を抜歯してインプラント治療を行った症例
歯根破折した歯を抜歯してインプラント治療を行った症例
こちらの患者さまは、左下前から5番目の歯が噛むと痛いとのことで来院されました。
レントゲン検査の結果、他院で治療した歯の根に感染が見られ、膿んでしまっていることが原因で痛みがでていることが分かりました。
破折歯の抜歯・抜歯即時インプラントの実施
感染根管処置を行う予定でかぶせ物を除去したところ、残っている歯の歯根破折が見られたため、歯を残すことが難しく、抜歯してインプラントでの治療を行いました。
抜歯の際に骨の中の膿を全て掻き出しました。骨の損失が大きかったため、骨造成も同時に行ってからインプラントを埋入しました。
上部構造の装着・治療完了
治癒期間を経て、インプラントと顎骨がしっかり結合したことを確認後、上部構造を装着して治療完了となりました。
治療後は痛みも取れ、奥歯で硬いものもしっかりと噛むことができるようになり、患者さまにも満足していただけました。
年齢・性別 | 30代 男性 |
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治療期間 | 4ヵ月 |
治療回数 | 6回 |
治療費(税込) | 抜歯 5,500円 インプラント治療 429,000円(上部構造ジルコニアクラウン含む) 骨造成 143,000円 |
想定されるリスク | ・経年的に歯茎が下がる事があります ・定期的にメンテナンスを行わず清掃不良の場合、インプラント周囲炎になり脱離する事があります ・骨としっかり結合せず、再オペが必要になる事があります ・糖尿病など、全身状態によっては治療が難しくなります ・骨の量によっては行う事が出来ない可能性があります |